2007年 09月 27日
折パイ4種 |
昨日は、夏休みをはさんで約2ヶ月ぶりのイルプルー・第二クールのレッスン。
今回は4種のパイ菓子を習いました。生地は手軽なインスタントパイ。
本科で習った一晩寝かせる作業工程に比べるとかなり手軽に作ることが出来ます。が、やはりパイ生地ですから、グルテンを落ち着かせるために1時間づつの休ませ時間は必要となります。右から…
●Conversation(コンベルサシィオン)表面にグラスを塗り、棒状にカットしたパイ生地を格子状におき、焼成することで特徴的な焼き上がりになります。コンベルサシィオンはフランス語で「会話」という意味。食べた時の「シャリシャリ」とした音が会話に聞こえるからついた名前だそうです。中には杏ジャムとクレーム・ダマンドが入っており、とても味わい深い焼き菓子。
●Bâtonnets au fromage(バトネ・フロマージュ)本科で習ったものとは異なり、卵黄を加えたエダムチーズのペーストを生地一面に塗り、折り込んで仕上げます。こちらの方が食感もチーズの風味も優しい仕上がり。どちらが好みかは分かれるようです。ちなみに我が家はパンチのあるタイプの方が好み。でも、今回の方が子供を含め万人受けすると思います。うなぎパイをスリムにしたような姿で食べ応えあり。
●Cornet(コルネ)お馴染みのコルネですが、フランス語で「角笛」という意味。金筒に生地を巻きつけ、グラニュー糖をまぶして焼成しますが、これが簡単なようで難しく、微妙に仕上がりが違ってしまいました。生クリームを絞ってから時間が経つと湿気やすいので、何はともあれ出来立てをいただきます。サックサクのシンプルな美味しさ。
そして、もう一品。
●Poisson d'avril(ポワソン・ダブリル)です。ポワソンは「魚」、ダブリルは「4月の」という意味。フランスではエイプリルフールに子供たちが描いた魚の絵を玄関のドアなどに貼り付け、福が来るのを祈る風習があり、それにちなんで魚をモチーフにしたパイやチョコレートが店頭に並ぶそうです。どうして魚なのか調べてみましたが、諸説いろいろあるようなのでここでは割愛…。魚のかたちをしたポワソン・ダブリルの何ともユーモラスな風貌に家族からも「かわいい~!」と黄色い歓声があがりました。
パイ生地は伸ばした方向に縮みやすい性質のため、このように二枚の生地を重ねて焼く場合、上に乗せる生地を90度向きを変える必要がありますが、作業中「あれ?」と不安になってしまいます。焼成されるまでソワソワしてしまいましたが、合っていたようでほっとひと安心。
クレーム・パティシエールと季節外れのいちご(笑)を飾って出来上がり。
子供受け間違いなしのケーキです。
鳥肌が立つほどに冷房が効いていたおかげでバターもだれず伸ばす作業もすんなりと
いきました。この時期、自宅ではこうもスムーズにはいきません。
やはりお菓子作りと室温は重要だと再認識。
今回は4種のパイ菓子を習いました。生地は手軽なインスタントパイ。
本科で習った一晩寝かせる作業工程に比べるとかなり手軽に作ることが出来ます。が、やはりパイ生地ですから、グルテンを落ち着かせるために1時間づつの休ませ時間は必要となります。右から…
●Conversation(コンベルサシィオン)表面にグラスを塗り、棒状にカットしたパイ生地を格子状におき、焼成することで特徴的な焼き上がりになります。コンベルサシィオンはフランス語で「会話」という意味。食べた時の「シャリシャリ」とした音が会話に聞こえるからついた名前だそうです。中には杏ジャムとクレーム・ダマンドが入っており、とても味わい深い焼き菓子。
●Bâtonnets au fromage(バトネ・フロマージュ)本科で習ったものとは異なり、卵黄を加えたエダムチーズのペーストを生地一面に塗り、折り込んで仕上げます。こちらの方が食感もチーズの風味も優しい仕上がり。どちらが好みかは分かれるようです。ちなみに我が家はパンチのあるタイプの方が好み。でも、今回の方が子供を含め万人受けすると思います。うなぎパイをスリムにしたような姿で食べ応えあり。
●Cornet(コルネ)お馴染みのコルネですが、フランス語で「角笛」という意味。金筒に生地を巻きつけ、グラニュー糖をまぶして焼成しますが、これが簡単なようで難しく、微妙に仕上がりが違ってしまいました。生クリームを絞ってから時間が経つと湿気やすいので、何はともあれ出来立てをいただきます。サックサクのシンプルな美味しさ。
そして、もう一品。
●Poisson d'avril(ポワソン・ダブリル)です。ポワソンは「魚」、ダブリルは「4月の」という意味。フランスではエイプリルフールに子供たちが描いた魚の絵を玄関のドアなどに貼り付け、福が来るのを祈る風習があり、それにちなんで魚をモチーフにしたパイやチョコレートが店頭に並ぶそうです。どうして魚なのか調べてみましたが、諸説いろいろあるようなのでここでは割愛…。魚のかたちをしたポワソン・ダブリルの何ともユーモラスな風貌に家族からも「かわいい~!」と黄色い歓声があがりました。
パイ生地は伸ばした方向に縮みやすい性質のため、このように二枚の生地を重ねて焼く場合、上に乗せる生地を90度向きを変える必要がありますが、作業中「あれ?」と不安になってしまいます。焼成されるまでソワソワしてしまいましたが、合っていたようでほっとひと安心。
クレーム・パティシエールと季節外れのいちご(笑)を飾って出来上がり。
子供受け間違いなしのケーキです。
鳥肌が立つほどに冷房が効いていたおかげでバターもだれず伸ばす作業もすんなりと
いきました。この時期、自宅ではこうもスムーズにはいきません。
やはりお菓子作りと室温は重要だと再認識。
by smile45yk
| 2007-09-27 22:16
| イルプル レッスン